泥遊び
長かった梅雨が明け、蒸し暑ささえ感じられるようになってきました。梅雨の間、熱中したこと…それは泥遊び!
雨が降った後、砂場に行ってみると自然の恵みによってできた泥を見つけ、「泥になってる!」と驚き&大喜び🤩 「さっきまで雨が降ってたからかなぁ」「もっとドロドロにしよう!」と目の前の光景に俄然やる気が出る子ども達。
始めた頃は一本の砂道に水を流したり、穴に水が溜まっていく様子をじっと見ていた子ども達ですが、次第に遊び方も変わってきました。
子ども達の中で自然と役割分担ができ、“水汲みをする子”“穴や道など街を作る子”などに分かれて遊びが進んでいきます。
水汲み担当は、「ここ、水無くなってきた」「まかせてー!」とバケツやペットボトルにたくさん水を汲んできます。
水道の蛇口を一人でひねるのが難しい時には「手伝って―」と友達と協力し合う姿も…
街づくり担当は道や山を作ったり、穴を掘っていきます。「こっち(の道)とあっち(の道)をつなげてみよう」とスコップでどんどん道を長く掘り進めたり、「ここは私の家で、あっちは果物屋さん!」と牛乳パックで作ったオリジナルパネルを差し込んで、より街っぽさがでてきました🏡
電車好きの男の子はパネルを鉄橋やトンネルに見立てていました🚞🌉
泥水が溜まった穴の中に両手をズボッと入れ、「気持ち~✨」と一言。「じゃあここは温泉だね」と先生が提案すると採用されました😊
みんなで力を合わせ、素敵な街が完成!達成感で満ち溢れた表情の子や、「次はもっとこうして~…」と構想を練って意欲を高めている子もいました。
最後はみんなでお片付け。使った玩具だけでなく、汚れた服もお洗濯!
泥は変幻自在です。泥の水分量によって固さが変わり、作る形や感触も変わります。
子ども達は様々な想像力を膨らませながら試行錯誤し、全身の感覚を研ぎ澄ませて泥に触れます。五感を刺激してくれる泥遊びは、「感覚遊び」とも言われており、健全な心の発達を促してくれる効果も期待されています。
子どもの心を満たしてくれるような遊びをこれからも取り入れていきたいと思います。
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