「ちょうだい」「どうぞ」
日々の生活の中で、お父さんやお母さん、先生など身近な人がしていることをよ〜く見ている子どもたち。
また、自分が体験したことから、細長いもの(積み木など)を持って耳にあて、「もしもし」という素振りをしたり、絵本に出てきた食べものを、お口をパクパクとさせて食べるフリをしたり、新聞紙や布を体にかけて、「ねんね」と床に寝転がったり、ある場面を『再現』してあそぶようになりました。😊💚
子どもたちのあそびが発展するように、何を再現しようとしているのかを汲み取りながら、環境や道具を用意しています。
また、あそびのイメージが膨らむように、「お腹が痛いので先生診てください。」「お腹が空いたなぁ。〇〇が食べないなぁ。」などと、声かけも大切にしています。👧👦
トイレットペーパーの芯を用意するだけでも、いろいろな再現あそびができます。
折り紙を巻いて、自分たちで丸シールを貼ることで、さらにお気に入りのあそび道具になり、耳にあてて電話にしたり、覗いて望遠鏡にしたり‥。👀
普段からおやつの時間に、コップ同士を打ち合わせて、お友だちと「かんぱーい」を楽しんでいた子は、コップに見立てて乾杯をし、ごくごく飲むフリをしていました。🥛🥛
再現あそびが豊かになってくると、「~のつもり」であそぶようにもなり、動物や虫になったつもりで身体を動かしてあそんだり、細長いソフトブロックにまたがって、バスに乗ったつもりで体を揺らしたりするようになりました。🚌
また、“小さなお母さん”になって、人形やぬいぐるみのお世話をする子もいます。自分が普段してもらっている体験が土台になっているようです。😌
新聞紙を丸めて、ビリビリとちぎった折り紙を巻き、絵の具で線を描いたり丸シールを貼ったりし、野菜や果物、パンを作ってみました。🥦🍓🍞
すると、かばんを持って「ばいばーい」と出かけたり、「ちょうだい」「どうぞ」の簡単なやりとりができるようになったり、おかいものごっこや食べるまねを盛んに楽しむようになりました。🎶
何かに見立てる、何かになったつもりを繰り返し楽しむことで、想像力が豊かになっていきます。
やがてさらに発展すると、いろいろな『ごっこあそび』が、お友だちと一緒にできるようになるでしょう。お友だちと同じイメージを持ちながら互いを意識し、真似をしたり役割を決めたり、やりとりを楽しみながら遊ぶようになる日も楽しみです。🎶🎵
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