指先を使ったあそび
お友だちや先生と一緒に過ごしてきたこの1年で、ふたば組の子どもたちもいろいろな場面で成長を感じることができました。😌💛
自分の足でたくさん歩き回って、行動範囲が広がり探索を楽しんだり、スプーンやフォークを使って自分で口に運び、さまざまな味や食感を味わったり、知っている言葉がどんどん増えて、自分の気持ちや要求が伝わる喜びを感じたり‥。
また、生活の中で大人がすることへの憧れが芽生え、同じようにやりたがり、まねをしながら生活体験を広げていきました。衣服の着脱や排泄、片付けなど、身の回りのことにも興味や意欲を持って「じぶんで」と頑張っています。😘
あそびの中でも、目と手を協応する力が発達し、あそびの幅をどんどん広げています。指先を繊細に動かしたり、あそび込んだりすることもできるようになってきました。
最近のお気に入りのあそびは‥
ポットン落とし
穴からいろいろなものを落としてあそぶ、ポットン落とし。落ちる音や手ごたえも楽しみながらあそんでいます。✨
最初は手のひらで押し込んでいたのですが、指先で掴んで入れるようになってきました。最近では、お友だちの名前を覚え、“一緒に″が楽しくなり、「A君」「B君」と名前を呼び合いながら、交互に入れてあそぶ姿も見られます。🐥🐣
また、色の違いにも気づき、興味を持ち始めた子は、「あか」「あお」「きいろ」と色の名称を言いながら楽しんでいます。🌈
洗濯バサミ
洗濯バサミは親指・人差し指・中指の3本の指をしっかりと使うことで、開閉できます。このつまむ動作や力加減が、子どもたちにとってはとても難しく、最初はなかなか開くことができなかったり、引っ張って外すあそびを楽しんだりしていました。😊
先生のまねをしながら、自分でつまめるようになってきた子どもたち。
指先に力を入れて広げたら、パッと力を抜く、この動きを繰り返しすることで、力加減を調節できるようになったり、両手の動きを連動させられるようになったりしていきます。
洗濯バサミでは、ライオンのたてがみや、タコやカニの手足などを洗濯バサミを使って表現してあそんでいます。何度もつけたり外したり、想像力や色彩センスも養えます。✨
大人は固定概念にとらわれやすく、“カニは赤色″“手足は顔の横″という発想になってしまいますが、子どもたちの発想は豊かで、カラフルだったり、いがんでいたり、おもしろくかわいらしいです。😘
ひも通し
小さな穴にひもを通す動作は、目と手の協応する力を鍛えたり、手先が器用になったり、集中力がついたりとたくさんの効果があります。✨
ひもがうまく通ったり、模様ができあがったりすると、「できたー!」「見て見てー!」と笑顔が広がり、喜びや達成感も味わっています。
こういったあそびが、お箸や鉛筆を持つ土台となり、脳にも刺激を与えてくれるので、思考力や記憶力、運動能力を育てるためにも大切にしています。💚
「せいかつとあそび」の中で、たくさんの「楽しい!」を経験した子どもたち。できることがどんどん増え、その成長ぶりに驚き、一緒に喜ぶ素敵な毎日でした。
4月にはまたひとつ、お兄さんお姉さんになります。
これからもパワー全開!笑顔いっぱいで、すくすく大きくなってね。😌💙
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