お盆を迎えるにあたって
行事の由来
お盆は祖先の霊をまつる行事です。きゅうりやなすに割りばしを刺して飾る物は馬や牛とされ、先祖が天から帰ってくる際に乗る物を表しています。🥒🍆🐎🐄
家族や子孫の元に帰ってきた祖霊を迎え、供養するお盆は、子どもたちが日本の伝統行事に触れるよい機会です。お盆飾りや迎え火・送り火、お墓参りなど、改めてその意味を考えながら、伝えていきたいと思います。😌
また、8月15日は終戦記念日です。戦中戦後は食べ物をはじめ、生活に必要なものが不足し、不自由な生活を強いられていました。その中で懸命に生きてきた経験から、私たちの祖父母は物を大事にすることを伝えてくれました。
現在は、戦争体験者も少なくなりましたが、忘れずに語り継いでいきたいものです。
先祖を供養するとともに、食べ物が豊富で、便利な生活を送ることができていることに感謝する心を育むのも私たちの役目だと感じます。👩🍳👨🍳
お盆の行事食
お盆には、精進料理を食べます。精進料理は、肉や魚(動物性たんぱく質)を使わず、穀類・豆腐・野菜などの食材だけで素材の味を生かした料理をいいます。ビタミン・ミネラル・食物繊維など、ふだんは不足しがちな栄養が多く含まれ、生活習慣病の予防にも役立ちます。👩🏫
「夏バテ予防の食事」
暑い日が続くと、体調を崩して夏バテを起こしやすくなります。食事を通じて夏バテ予防を行いましょう。
夏バテ知らずの丈夫な身体を作る栄養素
・たんぱく質(卵・肉・魚・大豆・牛乳)
・ビタミンC(野菜・果物)
・ビタミンB1(豚肉・レバー・枝豆・豆腐)
・ミネラル(海藻・乳製品・レバー・夏野菜)
落ちた食欲を取り戻す味つけ
・カレー粉→さまざまなスパイスで食欲増進
・ショウガ→少し加えるだけで独特の風味に
・酢やレモンなどのクエン酸→後味がさっぱりして食べやすくなる。
「旬の食材を食べましょう」
夏野菜には、きゅうり、トマト、なす、レタス、かぼちゃなど、体の余分な熱を取ったり、汗で失われるミネラルやビタミンを豊富に含むものがあります。これらを食べて夏を乗り切りましょう。🥒🍅
夏が旬の食材
●きゅうり、なす…体を冷やす効果がある。余分な水分を排出する利尿作用も。
●トマト…βカロテンやビタミンCが多く含まれ、美肌作用や日焼けした肌を回復させる効果がある。
●えだまめ…ビタミンB1 やC、カリウムが豊富。汗で流れ出たカリウムを補える。
●うなぎ、あなご…ビタミンAを多く含み、疲労回復に効果がある。
●あじ…骨を強くするカルシウムや血液をサラサラにするDHA · EPAを含む。
7月のおやつのご紹介
●米粉の蒸しケーキ(さつまいも)
〈幼児1人分〉
米粉・・・16g
ベーキングパウダー・・・0.6g
豆乳・・・10g
油・・・3g
砂糖・・・5g
さつまいも・・・お好み量(角切りにしてかるくゆでて水気をきっておく)
🥣作り方🥣
- ボウルに砂糖、油を入れて混ぜる。
- ①に豆乳を加え、油と豆乳の水分をしっかり混ぜ合わせる。
- 米粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせて②に入れて混ぜ、さつまいもを加えて混ぜる。
- 生地をカップの半分くらい入れ、蒸し器で蒸す。
●にんじんもち
〈幼児1人分〉
にんじん・・・20g
米粉・・・12g
豆乳・・・12g
油・・・2g
砂糖・・・3.5g
きな粉・・・適量
塩・・・少々
🥣作り方🥣
- にんじんをやわらかくなるまでゆでて水気を切り、熱いうちにつぶす
- ボウルに米粉、砂糖、豆乳、油、塩、①を入れて混ぜ、オーブンシートを敷いたバットに広げて蒸し器で約15分蒸す。
- 粗熱がとれたら、切り分けてきな粉をまぶす。
●トマトゼリー
〈幼児1人分〉
トマト・・・35g(角切り)
水・・・25g
粉寒天・・・0.7g
砂糖・・・5g
りんごジュース・・・60g
レモン果汁・・・1g
🥣作り方🥣
- 砂糖と粉寒天を混ぜ合わせておく。
- 鍋に水を入れた中に①を入れてよく混ぜ、りんごジュースを加えて混ぜる。
- ②の鍋を火にかけ、トマトも加えてかき混ぜながら加熱する。沸騰したら弱火にしてさらに2分間ほど、混ぜながら加熱し、しっかりと寒天を溶かす。
- カップに注ぎ冷やし固める。
今回ご紹介したおやつは、小麦、卵、乳製品を使わずに作ることができ、野菜の栄養を摂取できるおやつです。
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