園日記

秋の味覚を楽しみましょう

全クラス 調理室

「実りの秋」と言われるように、秋は新米、なす、さんま、りんご、ぶどう、くり、なし、まつたけなど、おいしい食べ物がたくさん出回る季節です。旬の食材を知って味わうことは、食材への興味が増し、味覚形成にも役立ちます。

〇栄養素たっぷりのキノコ🍄🍄

秋の食材に欠かせないキノコ。食物繊維・ビタミンD・ミネラルなどを豊富に含んでおり、香りが良く、どんな料理にも合う優れものです。キノコを食べることで、便通も良くなります。また、キノコはカリウムが多いため、塩分の過剰摂取を抑制するともいわれます。

・シイタケ・マイタケ→免疫力をサポート

・エリンギ→食物繊維・ナイアシンが特に豊富。歯ざわり抜群!

・エノキタケ→精神安定に効果的な天然アミノ酸のギャバが豊富

〇おまたせ!新米です🌾🌾

新米の季節になりました。米は味が淡泊なため、和風・洋風・中華と、どんなおかずとも相性が良いです。米の品種は300種もあるそうです。人気があるのはほんの一握りの品種ですが、品種によりそれぞれ特徴があります。お気に入りの品種があるご家庭も多いのではないでしょうか。新米は水分量が多いため、炊くときは水分を減らして炊きます。新米は色の白さが目立ち、やわらかく粘りがあり、香りも豊かです。

〇魚を食べる回数を増やしましょう🐟🐟

秋はさんまがおいしい季節。さんまには血液をサラサラにする成分、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。塩焼き、生姜煮、炊き込みご飯、蒲焼きなどで味わってみてください。

 ★魚が健康に良い理由

  ・体を作る「たんぱく質」がとれる

  ・生活習慣病のリスクを下げる

  ・脳、目の発育を助ける  

  ・骨を丈夫にする

〇栗は野菜ではなく木に実る果物です。🌰🌰

9月から10月に旬を迎えます。そして、みんなが食べている部分は種です。イガは他の果物でいう皮に当たり、その中にある栗が果肉と種です。一般的に栗の皮だと思われている鬼皮が、他の果物の果肉にあたる部分。表面の皮(鬼皮)だけむいた渋皮つきのものが種。

栗の主な栄養

・糖質(炭水化物)

栗はほとんどがでんぷんで、体内に入るとブドウ糖になる。分解や九州が早く、即効性のあるエネルギー源。

・ビタミンC

抗酸化作用があり、活性酸素を除去する。

肌の老化防止や生活習慣病の予防

・葉酸

ビタミンの一種で新しい赤血球を作るために必要な栄養素。細胞の新生や増殖にも欠かせない。

・カリウム

むくみ防止や高血圧の予防

・食物繊維

腸内環境を整え、善玉菌を増やす効果

また、主成分であるでんぷんが、熱に弱いビタミンCを守ってくれるので効率よく摂ることができます

その点ではさつまいもやじゃがいもと同じです。ホクホクとした食感や、加熱すると甘くなる性質も似ていますね。

栗の渋皮には強い抗酸化作用のあるポリフェノールの一種タンニンが豊富に含まれています。皮ごと食べられる渋皮煮はおすすめの食べ方。

10月は季節の変わり目で寒暖差があり、体調を崩しやすくなります。三食をきちんと食べてバランスよく栄養を摂りましょう。スポーツの秋ですから、たくさん体を動かし、秋のおいしい味覚をたくさん味わいたいものですね。

                 

おやつのご紹介                  

 ・ぶどうゼリー                  

📝材料    (g) 4~5人分

水     100

砂糖     50

粉寒天    3

100%ぶどうジュース  400

★下準備 ジュースを冷蔵庫から出しておく

🥣作り方

  • 砂糖と粉寒天をボウルに入れ、混ぜ合わせておく
  • 鍋に分量の水を入れ①を入れてよくかき混ぜる
  •  鍋を火にかけ、絶えずかき混ぜながら、沸騰したら弱火にし、さらに2分ほど

かき混ぜながら加熱する。

  • ジュースを加えてよくかき混ぜたらカップに注いで冷やす。

 またはバットやタッパーなどに入れ固まってから切り分ける。

   切ると離水して水分が出てくるので、食べる直前に切る。

ポイント

 粉寒天の量は水分量の0.6%ぐらいがしっかり固まり、食感もなめらかです。

  (1000ml の水分に粉寒天6g)

  粉寒天と砂糖を混ぜ合わせておくことで水に溶けやすくなります。

  寒天ゼリーは、粉寒天をしっかりと溶かすことが重要です。

ジュースを牛乳に変えて、フルーツと合わせて杏仁豆腐風にするのもおすすめです。

                      

・さつまいもクッキー

📝材料   (g)  22~23枚分

さつまいも 皮をむいて25

薄力粉   75

砂糖    30

 塩     ひとつまみ

無塩バター   50

紫芋パウダー 適量

 黒ごま    適量

★下準備  バターを常温に出しておく

🥣作り方 

  • さつまいもをやわらかく蒸して、裏ごしするかフードプロセッサーにかけて

なめらかにし冷ましておく。

  • バターをなめらかにし、砂糖、塩を入れてよくすり混ぜる
  • ①のさつまいもを入れて混ぜる。
  • 薄力粉をふるい入れてゴムベラでさっくり混ぜる。
  • ひとまとまりにして冷蔵庫で15分ほどおく。
  • ⑤の生地を直径4㎝ほどの円柱型になるように成形する
  • 紫芋パウダーをまんべんなくまぶし、ラップで包み冷凍庫に入れてしっかりと冷やす。
  • 厚さ8mm程度に切り、天板に並べ、ごまをのせて少し押し付けるようにする。
  • 170℃のオーブン15分ほど焼く

                         

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