楽しく食べるために
忙しい毎日の中で、子どものために食事を作ったり、食べさせることに疲れてしまうことがあると思いますが、「食」は子どもが元気に育つために欠かすことができない大切なテーマです。少しでも、子どもと一緒に食事を楽しむために、乳幼児期に大切にすべきポイントを確認しましょう。
⭐食事を楽しむ5つのポイント
①食事の時におなかがすいていますか?
「おなかが減ればグー!と鳴る。」「思いっきり遊んだあとは、おなかがすく!」といったように、子ども自身が空腹を感じられるようになるのが理想です。毎日の生活の中で、早寝、早起きといった規則正しい生活リズムを作り、十分に遊び、1日3回の「いただきます。」「ごちそうさま。」でメリハリのある生活を送りましょう。
②おいしさを見つけられますか?
食事の楽しさはおいしさを知ることです。味覚だけでなく、においや音、見た目、歯ごたえにも関心をよせながら、おいしさを見つけましょう。毎日の食事では、様々な味を経験し、いろいろな食品を見て、触れて食べようと思える環境づくりを心がけましょう。
③一緒に食事づくりをしていますか?
子どもの食事づくりやお手伝いは、マナーを覚え、人とのコミュニケーションをはかるよいチャンスです。料理や買い物などの食事の準備に関わりながら、少しずつできることを増やしていきましょう
④食べ物の話をよくしますか?
食べたいものを話し合ったり、食事の準備を一緒にしたり、本や遊びを通して食べ物の話題に親しんでいると、自然に食べ物に興味、関心を持てる子どもに育ちます。食の楽しさを言葉で伝え合いながら、みんなで食べることへの関心を高めましょう。
⑤食事を楽しんでいますか?
食でつながる人の環。「家族や友達と一緒に食べると楽しい。」と感じるのは、人と心が通じて、穏やかな気持ちになれるからです。共食は、健全で充実した食生活を実現させるきっかけになります。作って、食べて、おいしさを伝え合うことで、自然に思いやりの心が育ちます。
子どもたちは生活と遊びの中で、様々な食体験を積み重ねることで、食を営む力を育みます。遊び心を持って、食を楽しみましょう。
例1 自分で選んで買う楽しさ
例2 育てて食べる楽しさ
例3 違った環境で食べる楽しさ
テラスや公園
例4 自分で選んで、作って食べる楽しさ
手巻き寿司やオープンサンドイッチ
1月おやつのご紹介
米粉蒸しパン・小豆
<材料> (g) 幼児1人分
米粉 15.0
ベーキングパウダー 0.6
豆乳 22.0
油 2.5
こしあん(砂糖添加) 12.0
1 米粉、ベーキングパウダーをよく混ぜる。
2 豆乳、油、こしあんを泡立て器でしっかりと混ぜる。
3 1に2を加えて混ぜる。
4 型に入れて12分程度蒸す。
りんごヨーグルトケーキ
<材料> (g) 幼児1人分
ホットケーキミックス 20.0
りんご 12.0
卵 18.0
ヨーグルト(無糖) 10.0
砂糖 5.0
油 5.0
粉チーズ 1.0
グラニュー糖 1.0
<下準備>
りんごは皮付きのままスライスしておく
ヨーグルトを水切りしておく
粉チーズとグラニュー糖は混ぜておく
<作り方>
1 水切りしたヨーグルト、砂糖、油を混ぜる。
2 1に解きほぐした卵を少しずつ入れて混ぜていく。
3 2にホットケーキミックスを加えて混ぜる。
4 容器に流し入れ、スライスしたりんごを上にのせる。
粉チーズとグラニュー糖をふり、オーブンで焼く。
豆乳もち
<材料> (g) 幼児1人分
豆乳 50.0
水 30.0
片栗粉 12.0
砂糖 6.5
きなこ 5.0
<作り方>
1 豆乳、水、片栗粉、砂糖を混ぜ合わせる。
2 片栗粉と砂糖が溶けたら火にかけて、焦がさないようによく練る。
3 重たくボタッとした感じになったら火からおろしてオーブンシートを敷いた型に入れて冷やす。
4 固まったらオーブンシートごと取り出して一口大に切る。
5 4にきなこをまぶす。
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