心をつないで よさこいソーラン
先日行われた運動会の種目のひとつで、たいよう組はそら組のお友だちと一緒に、『ソーラン節』を披露しました。ソーラン節は、ニシンの漁場での仕事歌、北海道の民謡です。🐟🐟誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
まずは、ソーラン節1番の見どころ、「どっこいしょーどっこいしょー」の“綱引き”を、実際に綱を引っぱって体験しました。大きな魚、たくさんの魚が入った網を引っぱるには、両足で踏ん張り、足腰をしっかりと落として、力強く引っぱらないといけないということが分かりました。まだ振り付けを知らなくても、自然とソーラン節の動きになっていました。
次は、ニシン漁の表現あそびを行いました。マットの船に乗り、櫓に見立てた棒を握って、“櫓漕ぎ”を体験しました。押して引いての動きが一人ひとりバラバラになってしまうと、船は海の上を進むことができません。「そ〜れ、そ〜れ」とかけ声のもと、息を合わすことの大切さを感じることができました。そして自然と「ヤーレン、ソーラン」の箇所の振り付けを覚えることもできました。
網にかかったたくさんの魚を、みんなで力を合わせて引っぱります。「やったー!いっぱい捕れた!」と大喜びの子どもたち😊たくさん魚が捕れることを“大漁”と呼ぶことを知りました。
いよいよ振り付けを覚えていきます。初めて『ソーラン節』の曲を聞いた子どもたちは、「何これ〜!」「おもしろい!」「かっこいい!」と、さまざまな感想を話し、興味をもっていました😊
毎日少しずつかけ声や振り付けを確認し、楽しみながら覚えていきました。ですが振り付けがしっかりと頭に入っても、みんなの声や動きがバラバラだと、かっこよくなりません。お友だちと見せ合ったり、方向やタイミングを何度も確認したりすることで、動きが揃い始めました。「どっこいしょ〜!」「ソーラン!」の声も、日に日に大きくなっていきます。同じ目標に向かってがんばる気持ち、みんなで作り上げる楽しさが、次第にみんなの心をつなぎ、一体感が生まれていきました。💓
曲の途中で“鳴子”を持ち、鳴子を使っての踊りにも挑戦しました。初めて見る音具に、ますますやる気が増します!「音が揃うとかっこいいね!」と、音を鳴らすタイミングを話し合っていきました。
振り付けと並行して、“大漁旗”作りにも取りかかりました。「たいよう組のたいようを描こう!」「海には船を浮かばそう!」と、意見を出し合い、紙に描いてイメージを共有した旗を、日々少しずつ形にしていきました。
子どもたちのアイディアや想いが詰まった、世界にひとつだけの“大漁旗”です✨曲の最後に掲げようということに決まりました。
運動会、本番まであと少し!!カレンダーを見て、「後○日!」とカウントダウンが始まりました。最後の練習では、当日に着て踊ろうねと楽しみにしていたハッピに、初めて袖を通しました。「かっこいい!」と鏡を見たり、お友だちと見せ合ったりしながら大喜び!ますますやる気と期待が膨らみました😊 入場の座る姿勢からかっこよく、ハッピで踊る姿も素敵でした✨
そして迎えた運動会当日‥。とっても広い体育館で、大勢のおうちの方が見守る中、「どっこいしょー」の大きな声、力強い動き、鳴子の揃った音色、やる気と喜びに満ちた表情で、堂々と踊りきりました✨✨盛大な拍手の中、ホッと安心し、自信に満ちた子どもたちの表情が、とっても輝いていました。
たいよう組は保育園で1番年齢が大きい組なので、他にも出番が盛りだくさん!動きを揃えて楽しんだパラバルーンに、クラスでバトンをつなぎ白熱したリレー、鉄棒や跳び箱で自分の得意な技を披露した体育演技、親子の絆でボールを運んだ親子競技など😊そして、司会や始めのことば、かわいらしい小さい組さんの演技のお手伝いや応援など、役割をたくさん果たしました。
今年度のgreenhouse板宿園のテーマは、『みんなでつながろう』です。
その言葉のように、子どもたちの気持ちがひとつになり、温かい声援により、会場の雰囲気もひとつになる“こころをつなぐ”運動会となりました。運動会に向けた一つひとつの取り組みが、一人ひとりの成長につながり、お友だちとのつながりも強くなりました。
卒園まであと半年‥。これからも、自分の思いや考えを発言し、発想やイメージを形にしたり、お友だちと励まし合い、力を合わせたりする経験を、大切にしていきたいと思います😌💓
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GreenHouse板宿園
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