園日記

にじいろのさかなの海の世界🐠

全クラス たいよう組(5歳児)

作品展が開催されました。今年度は『にじいろのさかな』の絵本を題材に、海の世界をみんなで作って展示しました。🐟🐠

たいよう組のお友だちに、海のイメージを尋ね、どんなものを作りたいか相談すると「サメを作りたい!」「チンアナゴもかわいいよ!」「奥深く潜ったら洞窟もあるよね!」などと、さまざまな意見が出ました。そんな一人ひとりの海のイメージを、みんなで共有することから始まりました。運動会ではソーラン節を踊り、漁師の表現あそびをするなど海に親しんでいたので、海へのイメージは広がりやすかったように思います。🌊

そして、『にじいろのさかな』の絵本をみたあと、海の世界の表現あそびをしました。カニになって横歩きをしたり、イルカになってマットを飛び越えたり、サメになってお友だちを追いかけたりと、自分なりにイメージを広げながら豊かな表現を楽しんでいました。🦀🐬🦈

                     

                    

たいよう組は、話し合いや表現あそびの様子から、チンアナゴ、サンゴ、さまざまな種類の魚を作ることにしました。そして人気の高かったサメや洞窟は、幼児クラスのみんなで協力して作ることに決まりました。

チンアナゴは新聞紙で形を整えて折り紙を貼り、シールやテープで模様をつけました。 新聞紙を細長くするために、工夫をこらして、ねじったり折りたたんだりして表現していました。自分の指でニョキっとチンアナゴが顔を覗かせて曲げている様子を表現し、新聞紙をどうやって曲げようか考える姿も見られました。模様は、黒のシールをたくさん貼って水玉にしたり、テープを巻いてしま模様にしたり、目の色にもこだわって、イメージを形にすることを楽しんでいました。

                       

                     

サンゴはモールで形を作り、そのまわりを紙粘土で固めて形を整え、どんぐりで装飾し、乾いたあと好きな色の絵の具で塗りました。紙粘土をやわらかくするために、全体重をかけて上からおさえたり、細かくちぎって丸めたりしながら、いろいろな方法を試してやわらかくしていました。モールのまわりに紙粘土をつける際は、上が重くなると崩れてしまうので悩んでいましたが、下の方にしっかりと粘土を重ねることで丈夫になり、解決することができていました。

                 

                   

魚は、どんな魚がいるかを発表し合うと、「あじ、ほっけ、かます、たちうお、まぐろ、さけ、にじます」など、みんなで21種類も名前を出すことができ、いろいろな種類を自由に作れるように、鉛筆で書いて、切って、クレパスで模様をつける方法にしました。「ベー」と舌を出した表情や、ハートの鱗など、オリジナルの魚もたくさんできました。

                  

                

サメはお花紙を貼って色をつけ、はさみとのりを使って歯をつけました。図鑑でサメについて調べると、青や黒の体だということ、大きな口には鋭い歯があること、海の上で口を出して獲物を捕まえることを知りました。お花紙を丸めてのりでどんどん貼り付けていくうちに、たくさん丸めていくチーム、それを貼っていくチームに自然と分かれて連携する姿が見られ、みんなで力を合わせると、あっという間に完成するということも感じることができました。サメの歯作りでは、自分で考えた大きさと形の歯を見て、貼る場所を見つけたり、尖った歯を作ったりしていました。

                     

                   

洞窟は折り紙を貼って色をつけ、中に魚を貼りました。色合いもみんなで考え、深い海の中だから、暗い色(黒・グレー)にしようということになりました。端っこにのりをつけると早いことに気づき、たくさん貼ることができました。魚も洞窟をくぐることを楽しみながら、好きなところに貼っていました。

                      

                               

こうして少しずつイメージが形になり、板宿園が海の世界になりました。🌊🐟🐠

                

                  

お友だちと一緒に作品展を見に行くと、「これ固めるの難しかったよね!」と振り返りながら会話を楽しんだり「〇〇君の魚かっこいいね!」とお友だちの作品を褒めたりする姿が見られました。保護者の方にも見てもらうことができ、嬉しそうにお話しする素敵な笑顔をたくさん見ることができました。

                    

                    

作品展を通して、みんなで意見を出し合ったり、気になって調べたり、イメージを共有したりすることができ、ひとりの考えだけでは思いつかないことでも、お友だちの考えを聞くことで分かったり解決したりすることがあり、仲間がいる大切さや喜びを感じることができました。そして、自分のイメージを形にするおもしろさや達成感を感じ、それを保護者の方やお友だちに認めてもらうことで自信にもつながり、また大きく成長した子どもたちです🤗

                                   

*******************************************************

GreenHouse板宿園

〒654-0013 兵庫県神戸市須磨区大手町1-6-9

TEL078-742-6101 ※受付時間(平日8:00~17:00)

FAX078-742-6102

*********************************************************

一覧をみる