劇遊び「おむすびころりん」
今、幼児クラスでは「おむすびころりん」の劇遊びに取り組んでいます。
昼食時にはいつも白ご飯を山盛りたっぷり入れ、もりもり食べている子どもたち。
そんな子どもたちにとって「おむすび」はとても身近なものであると感じ、このお話で遊び始めました🍙
絵本を読んでまず子どもたちが気に入ったのが、おじいさんがおむすびを転がすところ。
早速「待て待てー!」と坂道を転がるおむすびをイメージしながら、手を伸ばしておむすびを追いかけるごっこ遊びが始まりました。
また「おじいさんはどんな風に歩くのかな?」「ねずみはどんな鳴き声なのかな?」など、知っていることを考えて、「おじいさんは腰が曲がってるねんで」「年とってるからゆっくり歩くよ」と、実際に動いて見せるまねっこ遊びも始まりました!
お話遊びを進めていくうちに「おじいさんはおむすびを落としてしまってどんな気持ちだったのかな?」「悲しかったと思う😣」「おばあさんが作ってくれたのに残念って思ったんじゃない?」と、それぞれの場面での登場人物の心情を考えて話す姿もありました。
そしてそんな子どもたちの思いがセリフとなり、劇遊びの「おむすびころりん」としてお話が作られていきました。
また劇中に出てくる「だるまさんがころんだ」や「にらめっこ」などのわらべうたは、子どもたちが日頃友だちと一緒に遊ぶ、ありのままの姿が表現されています✨
更に身体表現だけではなく、共同壁面の製作を通して、大きな模造紙に様々な技法を使って「おむすびころりん」の世界を表現することも楽しみました☺️
画用紙を切って貼って、ねずみやおじいさん、おばあさん、おむすびを作り、
タンポや筆で描いた山やねずみの国の上に置いて人形ごっこのように動かして遊ぶ姿もありました☺️
更には実際に自分たちでおむすびを作ってみる体験もしました🍙✨
「おいしくなぁれって思いながら握るとおいしいね!」「おばあさんが作ったおいしいおむすびってこんな味なのかなー?」と実際に触れて、見て、味わって、心が動かされる経験が表現遊びにもつながっていきました。
歌、言葉、身体、製作、絵画など色んな方法で表現する楽しさを味わう劇遊び。
そしてみんなで作ってきたお話をおうちの人にも見てもらいたい!と楽しみにしている子どもたちです。
生活発表会当日だけでなく、その日を迎えるまで表現することの楽しさを感じたり、仲間と意見を交わしたり、友だちの姿に刺激を受けたり認め合って取り組んできた過程を大切にしていきたいと思います。
そして生活発表会当日には、みんなで作った劇遊びを見てもらうことの喜びや達成感を味わい、1人ひとりの自信につながるように私たち保育者も関わっていきたいと思います🌼
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