園日記

「朝ごはんを食べよう」

全クラス

 5月も終わり、新生活に少し慣れてきたと同時に、連休の疲れが出てくる時期でもあり生活のリズムも乱れがちに。生活リズムを整えるためにもしっかりと朝ごはんを食べ、食習慣を見直しましょう。

 朝、気持ちよく目覚め、よく食べ、よく遊び、よく学び、夜はぐっすりと眠るという望ましい生活リズム。その起点となるのが「朝ごはん」です。朝ごはんをしっかりと食べて、生活リズムを整えることは、子どもの身体と心の健康につながります。

                               

★朝ごはんで体内時計を整える

体内時計(概日リズム)には、朝の光の刺激で前進する脳の「中枢時計」と、朝ごはんで前進する臓器の「末梢時計」があります。朝ごはんを食べないと、臓器の「末梢時計」は動き出すことができず、時差ボケのような状態になります。朝ごはんは、身体を目覚めさせるスイッチとなるのです。

                              

             

                                                    

★朝ごはんの役割

1 体温を上げる

朝ごはんを食べることにより、寝ている間に下がった体温が上がります。朝ごはんを食べないと、たとえ午前中の活動で体温が上がったとしても下がりやすく、眠くなったり、あくびが出たりして、元気に活動をすることができません。

2 身体を動かすエネルギー源となる

  身体の大きさと比較して、子どもはたくさんのエネルギーを必要としています。特に「ごはんやパン」に含まれる炭水化物は、脳を動かすエネルギーとなるので、元気に活動をするためには欠かせません。

3 必要な栄養素の供給源となる

子どもは、必要な栄養素を「3回の食事」と「補食(おやつ)」から摂取しています。胃が小さく一度にたくさん食べられない子どもにとって、「朝ごはん」から摂取する栄養素はとても大切です。

4 お腹の調子を整える

  朝ごはんを食べると胃腸が目覚め、便が出やすくなります。

                               

                                 

  ★果物を朝食に摂り入れると、より栄養素を1日の中で活用できます。中でもバナナは手軽に食べられて、ある程度の重量があり、腸の活動を高めてお通じを促します。 

  

  ✿可能な範囲で少しずつ、ごはん・パンの炭水化物に納豆やしらす干し、豆腐、卵、牛乳、ヨーグルト、などでたんぱく質を足し、さらにサラダや具だくさんスープなどで野菜のビタミン類をプラスすると良いでしょう。意外にもブロッコリーは、ビタミンCはもちろん、たんぱく質も豊富に含みます。ブロッコリーを添えるだけでもバランスアップ出来ますね。

                               

5月の新メニュー 

 ポテトのオープンオムレツ 

                       

                           

<材料>  (幼児1人分)

   卵     1/2個

   鶏ひき肉  15g

   じゃがいも  20g

   たまねぎ   10g

   塩 少々

   サラダ油 適量

   トマトケチャップ(お好みで)

   茹でブロッコリー(添え)

   

  <作り方>

  1. じゃがいもを10mm程度の角切り(いちょう切り)にして5分ほど水にさらし、電子レンジで柔らかくなるまで加熱しておく

  2. フライパンで鶏ひき肉を炒め、みじん切りの玉ねぎを加えてさらに炒め、塩少々で味付けする。

  3. 2のフライパンの油をキッチンペーパーで拭き取り、油を足して割りほぐした卵を入れてかるくかき混ぜ、1と2を加えフライパンの真ん中に集め、裏返して両面を焼く。お皿に滑らせるようにのせ、茹でブロッコリーを添える。

   

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